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休肝日

肝臓の働きを強めるのに最も有効な方法とは・・・お酒が欠かせない人には“休肝日”が唱えられる昨今ですが、これは酒を飲む飲まないに関わらずとても重要です。

肝臓の大きな仕事の一つに、体内に摂り込まれた栄養素の解毒作用があります。それを真夜中の2時前後に一生懸命にやっているのです。この熟睡している時間が、身体中の血液を肝臓に集めてくることができる時間帯でもあるからです。

余分な栄養素が入ってこないと、肝臓は解毒作用のために働かなくてすみます。肝臓を考える時にこのことが非常に重要になるのです。

また背中の緊張やこわばった感じが肝臓の働きの低下を訴えている症状の一つでもあります。それをほぐすことができる“はり”の治療は、休肝日の創出と考えてもらったらいいかも知れません。

忘れてはならないのが、肝臓は“沈黙の臓器”と呼ばれていることです。症状が表に出ている場合はむしろ気を付けやすいのですが、自覚の無い人ほど自分の生活習慣をよく振り返る必要があります。




   meigen@mail.707.to     龍馬くん
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筋肉と肝臓

筋肉へ直接栄養を運んでいるのは血液ですが、この血液に筋肉を働かせるのに必要な栄養素を含ませて送り込んでいるのが肝臓です。

ですから肝臓の働きが旺盛な人ほど、多くの栄養素を筋肉に送ることができるので、それをエネルギー源として筋肉も存分に働くことができます。

漢方では、肝臓を“将軍の官”といって、行動の指揮系統を担っている臓器として考えています。肝臓の働きが旺盛であるほど、食欲、行動力、性欲までも欲望という欲が尽きないのもそのためです。

それゆえ肝臓の欲望にまかせたままの生活では、いずれその消耗に耐え切れずその性質の全く反対の症状としてからだに現れてきます。

筋肉のひきつりなどは肝臓の代表的な症状ですが、肝臓の症状は元々行動力にありますから、悪くなると身体がだるくなる、見る力が衰えてくる、ギックリ腰で動けなくなるなど行動を制限するかたちで出てくるのです。




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筋肉のひきつり

筋肉は血液から栄養を運んでもらってうまく働くことができます。働いた後にはその老廃物が溜まります。これがまた血液に運んでもらって除去されます。この繰り返しで、筋肉がうまく働くことができるのです。

しかし、筋肉の疲労のほうが常に上回っていると疲労物質が蓄積され徐々に筋肉が硬くなってきます。これが“こり”と呼ばれる元でもあります。

筋肉が疲労して硬くなってくると、筋肉自体へ血液を運びにくくなります。こうして筋肉が酸欠状態になって起こるのが筋肉のひきつりです。

就寝中は血液の動きがより少ないため、硬くなった筋肉では血液を送ることがより難しくなってきます。そのままでは筋肉が大変なことになるので、ひきつりを起こして状態の回復を図っているのです。




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肺臓と秋

この時期、例年に比べても格別に暑く残暑厳しい今日このごろです。今、からだはというと暑さから身を守るために一生懸命、皮膚の毛穴を広げて汗を出し熱を放出しています。

これから徐々に彼岸に向けて外気温が下がってくるにつれて、この広げていた皮膚の収縮作業を行わなければなりません。その作業を担っているのが肺臓です。

夏の暑さで広げていた皮膚表面を、これからやってくる寒さが中に入ってこないように引き締めて身を守ろうとします。この働きが十分でないと、冷えに入られて風邪をひきやすくなるのです。

秋にはこのように肺臓の働きが活発になるため、そのもう一つの大きな働きである精神活動も盛んになります。『読書の秋』というのは、漢方でからだをみていると至極当然の成り行きとして考えることができるんですね。




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血の道症

産後の経過が思わしくなかったり、肝臓での解毒作用がうまく機能しなかったりすることでお血(おけつ)が胎盤内に滞留するために起こる諸症状を血の道症と呼んでいました。

治療のポイントは何といっても肝臓の機能強化であります。背中の突っ張り感や骨盤の調整、そういったことから肝臓の機能強化を図り改善できます。

養生法として効果的なのが“ごぼう”を用いた料理です。味噌汁の具に用いたり、金平ごぼうでもいいでしょう。この“ごぼう”が、鬱積した胎内のお血を吸い取って排泄してくれるのです。

産後1年というのは、こうして体調を回復させるための大切な期間になります。授乳という大きな仕事も担っています。母子ともどもこの1年を大切に過ごしてほしいものです。




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産後うつ

お産というのは、10月10日という長い時間をかけてお腹の子供の成長に合わせて子宮が大きく膨らませていく作業でもあります。産後の大事な仕事は、この大きく膨らんだ子宮を収縮させてもとの大きさに戻すことにあります。

この収縮作業の第一人者は肝臓です。肝臓の働きをよく保つことが産後の経過をよくします。だいたい産後3カ月くらい肝臓が懸命に働いて解毒作用と収縮作業を行っています。

それを経過した前後の体調が、崩れやすいと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。肉体的にも精神的にも不安定な要因が重なる時期になります。

こういった経過を認識しているだけでも、産後うつを回避、もしくはうまく付き合っていけるのではとも思います。いずれにしても決して一人で抱え込まず、相談してほしいと思います。




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心臓病の分析

漢方の捉え方の最大の特徴が、宇宙や自然、社会現象などあらゆる事象から共通したもを見出していることです。“からだ”の役割からこれを国に例えると心臓は、君主にあたります。

しかし、君主自らが先頭に立って働くのは、非常に危険ですので普段はそれを代行して働く宰相(さいしょう)という役職が重要になります。これをやっているのが心包経という経絡です。

心臓の変動では、心臓そのものの病気(弁膜症、中隔欠損症など)や精神疾患が現れ、心包経の変動では、心筋梗塞、狭心症など心臓を取り巻いている所の異変として現れます。

心臓か心包経かの分析は、胸部の反応、肩甲骨周辺の反応などでも判断できます。第一、心臓疾患は脉診(みゃくしん)においては、最も早く診て取れる疾患でもあります。




   meigen@mail.707.to   龍馬くん

心臓

血液を全身に送っているポンプの役割が心臓の働きのように思われているのですが、では“こころ”の動揺がどうして脈拍に影響を与えるのでしょう。心臓の文字に表されているように“こころ”の働きを心臓に含めて考えています。

世界を広く見渡しても、日本においてもその歴史を振り返った時に、精神的な疾患が急増しているのがよくわかります。肉体を酷使する生活よりも精神的な酷使のほうが、“こころ”への負担が大きいことを意味しているのではないでしょうか。

パソコンの長時間使用、それに伴う眼の奥の痛み、頭痛などはその典型で、心臓経絡の興奮を抑えることで劇的に改善されたりします。

これらのことは心電図を一日付けて検査しても、ほとんど異常を示さないでしょう。心臓の働きの手助けを考える時、我々の治療の重要性を思わずにはいられません。




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