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陰気と陽気 つづき

陰気が働くと静的ではありますが、精神を集中させて仕事をしている時など身体自体はじっとしていてもその顔つきはキリッとしていてちっとも陰気くさくなどありません。

陽気は動的で肉体を働かせて活発であります。しかし、やたらめったら無暗に身体を動かせているわけではありません。緻密な動きをしようとするほど精神を集中させることが必要になります。

これはどちらの場合でも、陰気、陽気それぞれが単独で働いているわけではないことを意味しています。静的な場合には陰気が少し余分に働いているということで、その裏では陽気もまたそれを下支えしているのです。動的な場合もその逆というだけで同じことです。

ここで重要なことは、陰気にしても陽気にしてもその“気力”がいかに充実しているかということです。この気力の充実が陰気で作用すると強固な精神活動を生み、陽気では活発な肉体活動へと向かうのです。

陰気は精神に通じ、陽気は肉体に通じて表裏一体であると思ってもらえればわかりやすいかも知れません。そして、いわゆる“陰気”の状態になっている人は、陰の気力が減退しているのです。気力を充実させることのできる“はり治療”が必要ですね。





       これがわたしの思いです
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陰気と陽気

誰しもが陽気でありたい、陰気は嫌だと思って生活していると思います。確かに性格としての陰気、陽気を考えると陽気でありたいことに違いはありません。

しかし、物事は陰陽が交流して成り立っています。一日では夜明けがあって昼になり日が沈んで夜が来る、そして再び日を見るというようにこれは陰気と陽気の交流と見ることができるのです。

人の身体も例外なくこの陰陽交流で健康が保たれています。朝方から徐々に陽気が増していき活動的になり、夕方から陰気がさしてきて徐々に鎮静的に向かいやがて静かな眠りに付きます。

また、身体の中では陰気は上り陽気は下るということで作用しています。陰気が働いて身体の循環が下から上へと向かう力になっています。陽気は押し上げられたものを上から下へと向かうように働いています。

このように陰気や陽気は、もともと良いとか悪いという判断のもとで作用しているのではなく、陰陽の気が上手く交流していることが重要なのです。





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癒されるもの

野球少年だった私は、野球が好きなのだとずっと思っていました。それがバスケットボールやサッカー、ゴルフなど見るようになって実は野球が好きだったのではなく、ボールが描く放物線が好きだったことが判明しました。

振り返ってみると、確かにボールを打つことは大好きで、ボールが弧を描いて飛んでいくシーンを繰り返し繰り返し頭の中でイメージしていた記憶が蘇ります。

先日、NBAではセルティックスのR.アレンが3ポイントシュートの新記録を達成しましたが、彼やC.ブライアント、L.ジェームスらの芸術的なシュートはワクワクさせてくれますし、石川遼くんのどの試合だったか、バンカーからピンにピタリと付けて優勝に結び付けたショットには痺れました。

私の場合には、この放物線が癒しの元になっていますが、皆さんも癒し系のキャラクターを想像してみてください。どこかほんわかと丸みを帯びているのが特徴だと思います。自分が刺々しくなっている時は、癒しが必要なのですが、そのイメージは放物線であり、丸みを帯びたものがカギとなっています。

“はり”の治療では、この“はり”を持つ手のことを押手と呼びますが、これがお釈迦様の印を組んだ形と同じで、そこから丸みをそっくりお渡ししているという感じです。





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体調を知ってどうするの?

脈で12経絡の変動を診ているわけですが、なかでもその虚実が重要になります。かつての名人と呼ばれる人たちは『“はり”の極意は、虚実を弁えて補瀉するに尽きる』と一言で括っています。

この一言で言い尽くされるほどに重要で、それだけ虚実を分別してそれを調節することがいかに難しいかということでもあります。これが東洋医学の奥深さでもあるのです。

日本人は気配りの民族といっていいほど、よく気を使います。それゆえ五臓六腑のなかでも最も変動をきたしやすいのが肺臓といっていいでしょう。その場合に、脈では肺虚(はいきょになっていることが多く診られます。

肺虚と診たなら肺経絡に補法という手技を加えるのです。虚損した経絡に補法という手技で生気を補ってやるわけです。そうすると肺虚だった脈に力強さが蘇ってきます。

このように診断即治療へと繋がり、このような治療を繰り返してもらううちに、この場合は肺虚に伴って現れていた様々な症状が改善されていくようになるのです。





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体調をどうやって知るの?

現在の体の状態は、そのまま脈に反映されています。脈というのは通常、1分間に打つ回数の70回前後を目安に早い遅いなどと言ったりしますが、それをもっと発展させて診ています。

最も手で触れやすいのが手首の脈で、この脈の診所に五臓六腑を配置させているのです。これを六部上位脈診(ろくぶじょういみゃくしん)と言って、左右を別々のものとして診ています。

脈を診る時、ちょうど3本の指が当たるところでそれぞれの臓腑を診ます。この3本の指をぐっと抑えつけて脈の奥深くの3か所、力を緩めて脈の表面の3か所、合計6か所の脈の状態、力強さ、弾力などを診ているわけです。

ですから左右合わせると合計12か所の脈の状態を診ることができるのです。これらの診所が長い年月を重ねて12経絡に配当されていったと思ってもらえればいいでしょう。

脈の早さで、熱があるのか冷えているのかを大まかに判断し、脈の強さ加減や弾力、そのバランスなどを診て身体の虚実を判断し、変動をきたしている場所(経絡)を探し出しているのです。





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体調はどこに現れるの?

よく気のきく人は『今日は顔色がいいね~』『顔色がさえないな~』などと、顔の様子をぱっと見ただけでその人の体調を読み取ったりします。

顔というのは、皮膚が外部に露出していて表情筋に包まれてよく動くところでもあります。このよく動くところというのが一番に体調をよく表すといっていいでしょう。

最も動いている場所はというと… そうです、心臓です。顔もよく動きますが、愛想笑いのように意図的につくられる表情があったりして正確性に欠けるところがあります。

その点、心臓の拍動はほとんど必要とされるままに動いています。走れば早く打つし、じっとしていれば足りるだけの血液を送るべくゆっくり打ちます。ですが決して休むことはありません。

脈診、漢方では脉診(みゃくしん)とも表記しますが、そいういった基本的な動きを応用して診るようになった診断方法なのです。体調の変化が真っ先に現れているのが脈であります。





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健康はどのように保たれているの?

身体には、12の経絡が全身を流れています。肺経絡、大腸経絡、脾経絡… 肝経絡と。そしてこれが再び肺経絡へと戻ってきて再び循環していきます。

それぞれの経絡が、その持ち場の働きをして身体の機能を保持しているわけです。そしてその経絡に“気”が充実していれば問題ないのですが、生活習慣や過労の有無が原因になったり、外部からの影響を受けたりして常に危険にさらされながら身体は生きるために戦っています。

身体は“気”をたゆまなく巡らせることで健康を維持しようと頑張っています。それでも守りきれない状態が現れてきます。これが病です。

病気が現れる前には、既に経絡の“気”の流れに変動をきたしています。漢方ではよく“未病を治す”と言われるのは、病が現れる前の段階でその変化を見てとれるからです。

変動をきたした経絡に“気”の流れをうながすように“はり”の治療を行います。そして各部の経絡に活気が戻れば、発病する前に病を防げるのです。





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