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血(けつ)が減ってくると

心臓での拍動は、単に回数を打って血液を全身へと送り出して終わりというものではありません。一回一回の拍動で、大事なのは血(けつ)そのものが求心的な力を受けて熱になって赤い血になっていることです。熱を得た血(けつ)が全身へと運ばれて行くのです。

ですからこの血(けつ)が少ない状態だと、熱を運ぶ本体が少ないわけですから当然ながら体温を保つ力も低くなります。加えて体を十分に動かさない生活習慣では、どんどん熱を失っていくことになります。このように血(けつ)が少ない人ほど、その傾向が強くなって低体温に陥りやすくなっているのです。

これは体温の問題のみならず、免疫力にも影響してきます。血(けつ)というのは、現代医学でいう血液と同じような存在です。ですから血(けつ)というのは、免疫の働きをしている白血球(リンパ球)の働きも含んでいるのです。

そんなわけですから血(けつ)が減ってくると、低体温と同時に免疫力の低下にも繋がってきます。低体温、低血圧の人が、風邪を引きやすいのもそのためです。また、風邪を引くと脈が速くなって熱が出てきますが、これは体を守るためにとても重要な働きです。体から排除したい異物を血(けつ)に熱を持たせてそれを行おうとしている結果なのです。

そういった体の機能を高めるための大事な場所が手足の末端にあります。漢方では五行穴という脈を整えるための重要な穴(つぼ)がそこにあります。また、免疫療法として爪の指揉みが奨励されるのも、そういったことからです。手足の末端にある五行穴を駆使して経絡を調節することは、血(けつ)を増やすために大きな意味があるのです。




       これがわたしの思いですありがとう地蔵
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食べているのに血(けつ)が減っている?

近年とても気になっているのが、血の不足、それに伴う低体温であります。血というのは、食事によって摂り込まれた栄養を胃でもみ砕き、そこから栄養分をひねり出して血にしています。単にそれだけなら、この飽食の日本において血の不足など考えにくい事でしょう。

実際には血不足の人が女性を中心に多く見られます。では、なぜ食物は十分に足りているのに血が不足するのでしょう。一つには、その食事の摂り方にあります。それは陰性食品の過剰摂取です。陰性食品とは、簡単に言うとからだを緩める食材です。甘味料、合成着色料、保存剤などが含まれた食品は、その多くが体を緩める方向で働きます。

それともう一つは、生活習慣です。かつては、からだを動かさないことには食べることを始めとして生活全般が成り立ちませんでした。それが、蛇口を捻ればお湯は出るし、洗濯もボタンひとつでやってくれます。移動は乗り物、仕事はデスクワーク。一日の中でウ~~~ン!!っという具合に目いっぱいからだを使うということを、ほとんどしないような生活を送っているのが現状ではないでしょうか。

血は確かに栄養になる食物から得ていますが、漢方で大事にしているのはそれだけではありません。心臓で圧縮されてはじめて赤い血になると考えられてきました。この意味するところは、心臓でギュッと圧縮されることで求心的エネルギーすなわち強力な陽性のエネルギーを受けるわけです。この作業によって熱を作り血としての働きが凝縮されるわけです。

加えて肉体を動かす事が、からだのあちらこちらに求心的エネルギーを生み出し、それが血を造る原動力になっています。それが生活習慣の変化によって、運動量を激減させ、血を造るための求心力を決定的に欠いてしまいました。こうした積み重ねが結果として血が減少することにつながっていると考えられます。




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大寒

一年のうちで最も寒さが厳しいのがこの時期です。体のほうはというと、寒さに侵されまいと身を硬くして体の熱が逃げないように働いています。このことが、高血圧の人にとっては更に血圧を上げる結果となるのですが、寒さ対策としては避けられない作業でもあるのです。

最も寒い時期といっても既に夜明けは早まり、日暮れも少しずつ遅くなってきています。実のところ冬至(12月21日頃)をピークにそれ以降は日中の時間が少しずつ長くなってきています。この冬至の時期が、最も陰性が極まった時期になるのですが、実際に体感する陰性の環境は少し遅れて出てきます。それが大寒の時期でもあるのです。

日中の長さの伸びは、陽性の現われです。日中が長くなることで、今はまだ僅かですが体は陽気を感じています。陰気が最も強い時期に陽の兆しを感じながらの生活を送っていることになります。こういったところに微妙な感覚のズレが生じ、インフルエンザのような外からやってくる病原体の侵入にもつながっています。実際にこれから春先にかけてが最もインフルエンザは流行していきます。

またこの頃から、徐々に筋肉を違えた症状を訴える患者さんが増えてきます。これも陰気でからだを縮めよういう働きと、僅かながらの陽気の発動が歪となってでてきているわけです。

環境としては、最も厳しい時期です。それでも、こういった環境を乗り越えながら生活していることが一つの鍛錬になっています。過酷な環境は歪を生じますが、その経験がまた適応しようとする力となって引き出されてもいます。




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感謝の気持ち

今年の箱根駅伝は、記録ずくめの大会でしたが、その大会を制した東洋大が実は昨年の大会では参加自体が危ぶまれる中での箱根駅伝だったということです。その経緯をここでは詳細には述べませんが、そんな中にあって選手たちがチーム一丸になって走ることに取り組めたのは、原点に立ち返り走ることはもとより、その環境、それに関わる人々、先輩やひいては世間一般の人々に対してまで、感謝する気持ちで大会に臨んだからだといいます。

競技となるとその目的の大半は、試合に勝つことになります。東洋大も当然、大会へは勝つつもりで準備してきました。そういった準備も、それを発揮できる場所があってこその準備です。表現する場所が無ければどうにもなりません。

そういったことが、失敗の中から生徒全員に『感謝の気持ち』という形で浸透していき、それがまた今年の快挙へと繋がったというのですから、私自身も駅伝で味わわせてくれた感動に加えて心を熱くしてくれたように思いました。

『感謝の気持ち』は、人として忘れたくない、忘れてはならない大切な気持ちだと思います。年頭にあたって『感謝の気持ち』を胸に今年も治療に取り組んで参ります。




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