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五主(ごしゅ)をみています

私たちの身体は、それぞれの機能に関して5つの要素で分類できます。それを明確に言い表したのが、「陰陽五行」という考え方です。(五行はその性質から木火土金水として言い表される)その中で五主というのは、身体を支えるのに通常欠くことのできない要素になります。

五主の五行的な性格はと言うと、「木=筋肉」「火=血脈」「土=肌肉」「金=皮膚」「水=骨」という性格をもって構成され、身体を成しています。ですから身体の異変が「筋肉」にあれば、その病気の本質は「木」に属したもの、つまり肝臓経絡の変動から発生しているとみているのです。

肌肉(きにく)というのは、一般の方には耳慣れない言葉だと思いますが、これは栄養を蓄えている肉の部分を指しています。したがって肌肉の「痩せ」「肥満」「炎症」などが問題として現れます。そういった場合には、「土」に属した脾臓経絡の変動と関連付けてみることができるのです。

このように東洋医学では、まず身体機能を維持するのに最も主体的などの部分に変動を起こして現在の状態にあるのかを、絶妙な診断法則で分析しているわけです。そして診断すると同時に即刻、その病変の現れた経絡の調節に入ります。本来の“はり治療”というのは、こういう分析に基づいて行われているのです。




       これがわたしの思いですありがとう地蔵
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踊る毛細血管

物思いにふけっていたり、心配事をしてくよくよ悩んだり、そいったことで毛細血管は微妙に収縮して、そういったことがずっと続いているとやがては血流を失って末端から消滅していきます。このような毛細血管でみられるような変化が、実はどこの血管でも似たような変化として観察できるのです。

我々は、それを便宜上手首の血管を通してみているわけですが、毎日毎日この脈を観察していると、脈の速さで熱をつくる力を知り、弾力でからだが求心的にはたらいているのか遠心的に働いているのかを知り、色々みせてくれる脈の質で体調をみています。その脈の質が、その人の健康状態そのものといっていいでしょう。

そしてこの脈の質は、手足の重要なツボに気を注いでやることで、はじめは硬く弾力に欠けていた脈に柔軟性が出てきます。緩んで力なく広がっていた脈は、引き締まって力強く変わってきます。こういった変化から、踊るような毛細血管の変化が想像できるのです。

それにしても脈の変化が、僅かな“はり”の操作で作り出せるというのが不思議ではあります。こういった変化は、時には即効性もあるのですが、継続して治療を受けていただくことによって、生きる力となってジワリジワリと効力を発揮してくれています。ここのところが何といっても東洋医学の奥深いところです。




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毛細血管での悲劇

先日の番組をご覧になった方だと本当によくわかったのではと思うのですが、その実験では、手を用いて「運動」「温浴」「知恵の輪」だったと思いますが、それぞれの被験者にこの3つの条件で体験して貰い、その後の毛細血管の変化をみるという方法で実験だったと記憶しています。

「運動」や「温浴」では当然ながら血行が活発に循環しているのが捕えられていました。ところが「知恵の輪」では、逆に血行が鈍り所によっては、末端まで届かない状態になっていたのです。運動や温浴で血行が促進されるのはよくわかると思いますが、知恵の輪のような作業では、そのストレスから抹消の血管は収縮してしまうためです。

しかしながら血液が末端まで届かず途中で止まったままというわけにないかないので、血管は途中で折り返してしまって新たな毛細血管を作り出すのです。そうすることによって末端までは血液を運ばない代わりに、血流の停滞という最悪な状態は避けるように働くわけです。結果として、からだにかかるストレスや精神作用の消耗は、毛細血管の働きを悪くしています。

これが適度に「運動」と「ストレス」とが交互に働けば、いわゆる「温冷浴」のような状況をつくれるのですが、そのバランスを欠いた生活では、末端から血行不良が進行しているのです。そのことが免疫力とも大きく関わっているわけです。東洋医学が昔から「指もみ」を奨励していたのは、経験値から導き出されていたのだと思います。




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毛細血管

先日、番組名は忘れましたが、人の毛細血管を流れる血液を映像にして放送していました。ご覧になられた方なら、このように映像化されると毛細血管のあり方がよくわかったのではないでしょうか。そもそも毛細血管は、主には手足の末端に多く存在して重要な役割を果たしています。

血液は、血液成分を介して体の細部に肺で受け取った酸素や消化管から得た栄養素をからだ全体へ運んでいます。そして行き着いた先から今度は折り返して二酸化炭素や老廃物を回収して戻ってきます。この折り返し地点にあるのが「毛細血管」なのです。

ちなみに行きは酸素を含んだ血液で赤く「動脈血」と呼ばれ、帰りの二酸化炭素を含んだ血液は「静脈血」と呼ばれて青く見えます。血液を運ぶ血管は、末端に行くにしたがって徐々に細くなっていくことで酸素と栄養を遠くへ運んで「毛細血管」のところで放出するようになっています。実にうまく合理的にできているのです。

漢方の医学では、そういったことを知ってか知らずか、経験的にこの毛細血管が多く存在する手足の末端に重要なツボを配置させています。この手足にあるツボの使い方次第で身体全体の経絡の流れ、つまり体調を調節できるのです。毛細血管が集まる場所で、これだけ大きな影響を及ぼすことができるのです。




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寒暖の差

この頃の気温差というのは、昼間に30度近くにまで上がって暑く汗ばむような気温になるわけですが、それが朝方では18度くらいに下がって逆に少し肌寒く感じるという温度差があります。

ここで問題になるのが、単に温度差ということではありません。極端に言うと、たとえば極寒の地で氷点下10度の環境と同じく氷点下20度の環境を比較してみるといいでしょう。その温度差は10度もありますが、からだのほうはどちらも極寒に耐えるべく皮毛を閉じて寒さから身を守るように働いています。10度の温度差があっても、からだの作用は同じ働きで対処できるのです。

ですから10度の温度差があるからといって寒さへの対処は、からだの働きとしての変化はあまり無く、どちらも同じように寒さに耐えようと働いています。半日の間に10度くらいの温度の変化があっても作用は同じなのです。寒い場合を例に挙げましたが、暑い場合も同様で、暑さの中での変化では、暑さを凌ごうと同じように働くのです。

ところが今の時期というのは、はじめにも言った通り暑く感じるところからわずかの時間のうちに寒いと感じる、そして間も無く暑く感じるというように、感覚的に両極端の変化を短時間のうちに調節しなければならないのです。この切り替えが、からだに余裕が無い人にとっては大きく影響するわけで、守りを強化する治療が欠かせません。




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