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股関節から呼吸、自律神経との関係

とにかく「股関節」の役割というのは大きいですね。我々の局所的な治療の大半は、この「股関節」のあり方に注目して行っているといっていいくらいです。何しろ「股関節」というのは体重が単にのしかかってくるだけではなく、両脇へ押し出される方向へ力が働きながらそれを食い止めるように筋肉が取り巻いて構成されているため、最初から負担のかかる場所になっているためでもあります。

そういった部分が「股関節」ですから、左右の足の長さや傾き加減が筋力の低下とともに表面化してきます。このことがなぜ「呼吸」や「自律神経」にまで影響を及ぼすのかというと、「股関節」のアンバランスは「股関節」を支えるために筋肉に入る力のバランスを難しくします。すると体のバランスをとる為には、無駄に筋肉を緊張させて行わなくてはいけません。

この緊張は「股関節」のみにとどまりません。内蔵とりわけ腸が行っている蠕動運動が影響を受け、丹田の力での呼吸が落ちてくることになります。「丹田呼吸」が十分に作動しなくなるほど「胸郭呼吸」に頼るようになってしまいます。すなわち胸郭を緊張させて吸ってやらなくては「呼吸」がしにくくなってしまうのです。

その結果として起こるのが「交感神経」優位の状態です。本来「交感神経」は体を興奮させたり、臓器を活発に働かせる方向で働いているのですが、これがバランスを欠いた状態で作動していると体の過緊張をきたすことになります。そうした悪循環を経ることで現れるのが様々な不定愁訴(自律神経失調症)です。よって「股関節」のバランスをとる「はり」の治療は、様々な不定愁訴に対して効果的であるというわけです。




       これがわたしの思いですありがとう地蔵
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股関節にこだわる“ワケ”

腰の痛みに対しても股関節や足のつけねの痛みに対しても、多くの方はまずは整形外科なり病院へ足を運びます。そして、レントゲンからMRなどの検査によって腰部の骨の状態をみてもらうことになるでしょう。そしてその多くが、大した異常はないということで、湿布薬をもらうだけかもしくは、痛みが激しければ痛み止めの注射で一先ず様子をみるという治療になります。

こういった治療を受ける方の場合に、真っ先に「はり」の治療を受けていただけると面倒な検査などしなくてもその場で、大方の治療を施すことができます。こうして治療を受けていただいてその挙句に改善されず、いよいよ動作や痛みに限界が現れるようになって初めて手術という選択肢になります。

よく「はり」の治療が怖いからといいます。私からみればどれだけ「注射針」のほうが怖いことか…。そういった治療は、ほんとうに最後の最後に痛みを止める手立てが全く無くなってからの最後の手段です。そういった治療を受ける前段階のすばらしい治療がこの日本にはあるのですから、これを知らないというのは逆に情けない話であり、もったいない話です。

実際には病院でみてもらい、痛みがあってもたいした異常は無いと診断されて来院される方が圧倒的多数です。この股関節や腰部に行う手術は急を要するような治療ではありません。その前にできる治療があるということを知っておくべきだと思います。しかしながら病院では、手術の前に「はり」の治療をしてみては?と勧めてくれることはまずありません。




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股関節から骨盤、呼吸、心臓の関係

「骨盤」が「股関節」によって受け皿のように支えてくれているということは前回述べた通りです。「骨盤」のほうは、主に骨同士がくっつき合って構成していますので、その変化は微妙なものです。しかし「股関節」のほうは、数多くの筋肉に守られてガッチリと引き合って成り立っています。

筋肉の衰えは、上体の重みを全部受ける「股関節」の負担となって症状が現れやすくなります。特に「股関節」の前面では大腿動脈が筋肉に挟まれるように足に向かって流れています。ですから筋肉の疲労の蓄積による緊張や、筋力低下による萎縮があるとその流れを妨げることになって下半身の血流不足や足先への「冷え」につながっていきます。

本来、体内の血流というのは、筋肉の緊張と収縮を繰り返す作業によって促されていますので、下半身の血流不足は全体的な循環の低下をまねきます。下半身に直結する下腹部内の血流も同様です。その結果、「腹式呼吸」という本来自然にできている呼吸の力が落ちてくることになります。

また、内臓は「骨盤」に落ち込んでしまわないように肺の下の「横隔膜」にぶらさがる形でその位置を保っています。しかし、骨盤内の状態が上に示したようなことになってくると「横隔膜」を下に押し下げることになって、そのことがまた、呼吸器である「肺」や「心臓」の働きを妨げることにつながってきます。「はり」の治療というのは、こうした視点でその改善に取り組む治療を行っています。




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股関節は股関節のみにあらず

普段の生活で特に違和感を覚えなくても、仰向けに寝て自分の足先の開き具合をよく見てください。左右の足先がバランスよく逆ハの字になっている人って、本当に少ないものです。自覚症状がないという方でも、床に寝そべって足先の傾き具合を見れば、素人目にも一目瞭然です。

その傾き加減をみて、股関節や腰部、足首の内側などポイントごとに反応を抑えてやると「ギャー!」っていうことになります。そのポイントにこそ、筋肉に緊張があり突っ張って異変が起こっているところでもあります。そういった反応に、気になっていた体の変調の原因に納得される方も随分と多いのです。

どうしても「股関節」に左右差があると、内臓の受け皿である「骨盤」を両脇から支えている柱みたいなものが「股関節」ですから、傾いた状態の「骨盤」の中に納まることを内臓は強いられているわけです。ですから内蔵は、居心地の悪い状態のまま働かなくてはなりませんから、そうした違和感が徐々に肉体的、精神的にも影響をうけるようになってきます。

格別に理由もなく、不機嫌になっている自分がいたりすることがありませんか?なんでかムシャクシャする、イライラするというような感じだったりします。その原因に、自分では気づかないうちに内臓が感じ取っている違和感だったりします。その蓄積が体調の低下につながっていき、やがてそれが精神的に表面化してくるといえるのです。こういった「股関節」のバランス、「骨盤矯正」というのは「はり治療」の最も得意とする治療でもあります。




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