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『肩こり』って何?その治療は? その2

もともと「肩こり」は、ストレスに起因して呼吸器の周辺に位置する肩背部の血流の停滞から生じている場合が多いのです。それゆえ「気」を労する民族である日本人に多くみられるのもうなずけるところです。これに対する処置は、深い呼吸ができる肺臓の機能を強化することです。併せて肩背部の緊張を取り除くことが重要になります。

もちろん、それだけではありません。特にこの夏は猛烈な暑さが1ヵ月半以上続くという異常な事態でした。多くの方が、水分や果物、アイスなど体を冷やすものを多く摂り込んだことでしょう。暑さ対策としてはある程度やむをえませんが、それでもそれを受け入れた胃や腸の機能低下は免れません。

その結果として、腹部の弱りが起こり、お腹に力が入らないと腰骨をしっかりと支えることができません。そんなことから骨盤が安定して上半身を受け止めることができなくなり、アンバランスになった状態で重い頭を支えている首に負担がかかることとなり、これが「肩こり」へとつながっていきます。こういう場合、お腹が冷えて硬くなり上から押さえてやると「チャポチャポ」音が鳴ったりします。

胃の部分に「溜飲」が滞っているためです。「溜飲」は、必要以上に溜まった胃の中の水です。まずは胃の部の緊張を「はり」で緩めてやると同時に骨盤調整の治療を行います。こうしてお腹で支える力をつけ、骨盤の傾きを修正して「肩こり」の改善へと導きます。胃の弱りから「肩こり」へとつながっていく。即ち、「肩こり」は万病のもとなのです。




       これがわたしの思いですありがとう地蔵
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『肩こり』って何?その治療は? その1

「肩こり」の症状は、人によって様々でこのようなものといい難い面があるのですが、それを東洋医学では五主(ごしゅ)に分類してその症状の緩解に勤めています。表面のほうから肺金(皮膚)、脾土(肌肉)、肝木(筋肉)、心火(血脉)、腎水(骨)という部分の変動で症状が現れているとみています。

OLや事務仕事が中心の人に多いのが、肺金経絡の変動です。肩の皮膚が突っ張って症状を訴えています。セールスで神経をすり減らしている方にも多く見られます。こういう「肩こり」は、皮膚表面の散鍼(ちらしばり)が効果的で、皮膚の表面へ機関銃のようにタンタカ「はり」治療を行います。

肉体労働が中心の方や、OLや事務が中心の方でも、疲労の限度を超えて「肩こり」が起こっている場合には、肝木経絡に変動をきたしており、筋肉の突っ張りとなって現れています。こういった場合に、表面の緊張を除いてやると良くなるものと、ある程度の深さまで「はり」を刺入して直接「筋肉」の部分に「気」を送ることで、硬く強張った「筋肉」の緩解を目指す治療を行います。

このように東洋医学では「肩こり」という現代医学では病名にもなっていない症状を、綿密に分析してその治療に当たっています。また「肩こり」に付随して現れている「頭痛」も同じです。その五主(ごしゅ)を分析し目的を明確にさせて治療を行います。「肩こり」や「頭痛」は、案外同時に起こっている場合が多いですね。そしてこれらの症状は、体の異変を前もって知らせてくれている警告のようなもので、それゆえ「肩こりは、万病のもと」といわれるのです。




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暑さに『からだ』はどう対応してる?

自分の体でありながら案外知らないのが、自分の体温がどのようにして作られて、どのように保たれているかということです。最も熱を製造しているのは「心臓」での拍動です。心臓がぎゅっと収縮して血液に求心的な力を加えて「陽のエネルギー」を加えています。それによって求心的エネルギーを得た血液は「陽のエネルギー」てによって陽性である「熱」を得ることになるのです。

夏の気候のように「外気」の温度が上昇してくると、水分をたくさん含んだ体の温度は、そのままではみるみる上昇していきます。そうならないために適当に心拍数を上げて体内の熱を生産し、その影響で皮膚表面の毛穴を開いて汗にして水分を出すことで熱を放散し皮膚表面の温度を下げ、体温上昇を防ぐという仕組みになっています。

このように水分を外に出すことで体温上昇を防いでいるので、適度な水分と塩分の補給が重要なわけですが、体はあらかじめ胃にある程度の水分、塩分を蓄えて局所の脱水に備えています。併せて腎臓で体内水分をろ過してきれいに保つと同時に、尿の量をコントロールして体内全般の水分量を調節しています。ですから、水分量が減った状態での排尿は、濃縮されたものになるのです。

胃で水分を蓄える力、心臓で熱を増産して皮膚の毛穴を開く力、そして腎臓で全体の水分量を調節する力、これらが連携して働くことでこの夏の暑さに対応しています。このような状態をみて「はり」の治療では、胃の働きを促すためお腹周辺やその反対側に当たる背中の反応をみて胃の働きやすさを引き出す治療や心臓経絡、腎臓経絡の充実を図ることで暑さに負けない体づくりの治療を行っています。




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おしっこの色が大事です

これだけ毎日のように猛暑日が続くと、本当に「熱中症」対策は重要になってきます。適当な水分と塩分の摂取はよく耳にするかと思いますが、それ以前に最もわかりやすくて目安になるのが、「おしっこの色」です。これも水洗式トイレの普及で尿の色の確認が容易になりました。

人によっては、「尿」というのはきれいな無色透明であることが良いことのように思われている方がいらっしゃいますが、もともと「排尿」といわれるように「尿」とは、体内の老廃物を排泄したものですから、これが無色透明であるということは逆に問題があるのです。色があってこそ、老廃物が排泄されている証になります。

その色ですが、ちょうどビールくらいの濃さが理想になります。これがわかっていれば、現在の自分の水分摂取量の加減がわかります。ビールより濃い色の尿が出ていれば水分を多めに摂る必要がありますし、それが薄ければひかえておくほうがよいことになります。最も悪いのが杓子定規的な摂り方です。1日に1㍑とか2㍑とかいうように決めて摂らない事ですね。

なぜなら、水分摂取量というのは、天候や生活環境、一日の運動量で大きく左右されるからです。同じ仕事や運動をしていても様々な条件の変化で違いが生じます。ですから、飲む量を先に決め込むのではなく、出てくる「おしっこの色」が肝心なのです。そして注意しないといけないのは、薄い色の尿になっているのにもかかわらず、懸命に水分や果物を摂っているいる人です。これでは逆に尿量が増えて塩分が一緒に排泄されますから余計に脱水症を起こしかねません。




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