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「意志」が働いている

前回は「普通」に考えた先に「宇宙」があるのかを問うてみました。「普通」に考えるというのは、これまでの経験や知識によるものですから、考えを「宇宙」にまで発展させると「未経験」という意識が先走り、現在進行形で「宇宙」の中で自分自身が命の炎を燃やしていることをつい忘れがちになります。

「形あるもの」は、その形があるゆえにそのままその形を続けているように思いますが、自然界においては熱に晒されたり、寒さに凍えたり、圧縮されたりして様々な影響を受けながら変化を遂げていきます。もっと小さな単位では、光の速さで互いの物質が正面衝突して「ビッグバン」現象が起こり、そこから新たな物質が誕生することもわかりつつあります。

そうした「物質」の世界から「生命」を生み出すのは、やはり「意志」だと考えるのが自然です。「意志」は、難しく考えなくとも誰でも頭で「想念」することができ、あたかもそこにあるかのようにコントロールできます。特定の人のみに許された行為では決してありません。「意志」に違いがあるとするならば、それを発動しようとする「思い」や「情念」の差だといえるでしょう。

そのことからも最初に「意志」が働いて微細な「物質」が生まれ、それが「意志」に従って動き出し「衝突」して生命を宿しました。その果てに現在の我々があると想像できます。それゆえ「意志」が大事で、その「意志」が形(肉体)を誘導して追い求める形(肉体)に変えていくということの繰り返しをやっています。「はり」の治療は、この「意志」の強さを引き出すことに主眼をおいた治療ともいえます。




       これがわたしの思いですありがとう地蔵
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体の中に「宇宙」があった

私たちは、ややもすると今までの習慣のなかで物事とはこういうものだと勝手に思い込み、その習慣が当たり前になってしまって疑問を持つことなく日常生活を営んでいたりします。そして形あるものを見て、その存在がそのまま全てであるような錯覚に陥ってしまいがちです。遡ること江戸時代中期ころまで、地球は方形であったと信じられていました。

一つ提案してみます。あなたが思う常識を積み上げた先に、この「宇宙」が存在しますか?ということを。日常的に我々が学んできた事実の積み重ねから「宇宙」にたどり着ける人は、非常に少ないのではないでしょうか。場合によっては「宇宙」などと大げさなことをいうなとお叱りを受けるかもしれません。しかし、「普通」などという物差しでは、すぐに行き詰ってしまうのが現状です。

「宇宙」などといってしまうと大げさですが、では我々が生活している場所はどこですか?と問えば○○町と答えた後で、○○県、日本、地球?太陽系?う~む…。「宇宙」とは大げさでも遠いところでもなく、むしろすごく身近なんですよね。朝起きると日が昇り、沈むと夜が来る。「宇宙」空間ではこのような現象が当たり前の事として連綿と繰り返されていて、その中に我々の生活があるだけです。

私たちが、意図しようとしまいと「宇宙」は勝手に「宇宙」のリズムで毎日の時を刻んでいます。私たちの体をみただけでは「宇宙」との繋がりを想像できませんが、体内に入って「細胞」を取り出してみると、その構成は「宇宙」のリズムと同じであることがわかります。更にそれは、「意志」が働いて変化するということもわかりつつあります。「はり」の治療は、それを「気」の力に置き換えて体のリズムを整えようとしているのです。




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念ずれば花開く

これは詩人である坂村真民氏による詩の一節でありますが、この言葉は私自身、患者さんを治療するに当たって非常に大事にしている思いであります。我々の治療は「気」という形に見えないエネルギーを感じ、そのエネルギーを動かし、そのエネルギーで満たされることを「念じ」ながらの治療となるからです。そういう面では「念ずる」という強い思いは、まさに東洋医学の真髄といってもいいでしょう。

「気」などというと、迷信のように思われる方がいるのも事実です。それはそれで結構です。しかし想像してみてください。自分がこれからやってみようと思うことを無意識でできますか。意志が働いてそれが行動になって現れるはずです。この意識の源こそが目には見えない「気」のエネルギーであると考えるのです。

先のNHKの『人体ミクロの大冒険』でプレゼンテーターとして出演していたノーベル賞受賞の山中教授が言っっていたのが、体にあるひとつひとつの「細胞」が、あたかも独自の能力を秘めたかのような変化を遂げていて、まだまだ未知なる不思議な能力がその中に込められているということでした。

そういう力を漢方の医学では「気」の力だと考えているのです。それでも「念じる」という意識が作用しなければ、何の変化も起こりません。我々人類にせよ、他の動物にせよ、「生きたい」という強い思いが面々と受け継がれて現在の姿があるのです。病とは、「生きる力」が落ちてきた結果です。ゆえに「気」というエネルギーから「細胞」の変化を「念じ」て蘇ってくる、まさしく『念ずれば花開く(蘇る)』思いで治療に当たっています。




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NHK 『人体ミクロの大冒険』から見えたもの

NHKでは、3回にわたって我々の体を作る「細胞」からの視線で放送されていました。影像の美しさはもちろんのことですが、人体にある60兆個の「細胞」というのはまさしく人体が「小宇宙」といわれるゆえんでもあり、それがきれいに描写されていたと思います。そしてこの「細胞」が単に組織を埋め合わせているだけでなく、あたかも意志を持っているかのような変化を遂げているということに驚かされます。

特に、第2回で放送された『細胞が出す“魔法の薬”』で取り上げられた「オキシトシン」というホルモンの存在とその作用には感動させられました。このホルモンは、出産時に子宮の収縮を促すと同時に、「愛情」を育む作用があるため「抱擁ホルモン」とも呼ばれています。出産時に分泌されることで、生まれた子供に強い愛情を抱くのはこのホルモンの影響だというのです。

プレーリーハタネズミという一夫一婦制をとる仲睦まじいネズミがいるのですが、このネズミは他種のネズミに比べ多くの「オキシトシン」を分泌していることからその仲睦まじさへとつながっているといいます。我々の体内においても良好な人間関係にある時にこのホルモンが分泌されており心の安定に深く関与していることになります。

漢方の医学では、人間の欲望を支配するのは「将軍の肝」と呼ばれる「肝臓」です。食欲もさることながら物欲、性欲、支配欲などの欲望は「肝臓」が行動のもととなる原動力です。これをコントロールしているひとつが「オキシトシン」というホルモンだということがわかりました。「肝臓⇔ホルモン」という漢方独自の医学的概念が科学的に示されたといえるでしょう。「人間好き」になる体づくりのためにも「肝臓」強化の治療の重要性を学んだ気がします。


※前回記事からは、辛抱強さが欠けてしまった自分の姿が見て取れます。相も変わらない報道に憤りは現在も変わらないのですが、物事には「良い」もあれば「悪い」もあり、「悪い」にスポットライトを当てるよりもやはり「良い」ものにスポットライトを当てたほうが自分自身が「健全でいられる」ということを、たったこれだけの記事ではありましたが実感しています。反省




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