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不妊治療と「はり」(3)肝臓編

「性欲」と「肝臓」の関係が密接に働いているのは男性に限ったことではありません。それは女性の場合も同じで、現れ方が少し違っているだけです。女性の場合には、「肝臓」がホルモンの働きと密接に関係しています。生理前の一週間に「食欲」が増したりイライライしたりするのは「肝臓」の高ぶりで、その働きが空回りしている状態です。

「肝臓」の高ぶりは受精卵を着床させるための胎盤作りの作業を促すものです。「食欲」を増すことで栄養状態を保ち、受精卵を育むのに重要になります。ところが、この働きが空回りによってイライラしたり、偏頭痛がしたりという症状になって現れます。何れにせよ、受精卵を受け入れて育てるための準備態勢にあるのが生理一週間前の状態です。

ここで女性の場合には特に「虚実」の問題を考慮しなければなりません。栄養状態を保って受精卵を育む胎盤作りは、身体が安定していてこそ保たれます。「虚」している場合には、胎盤となる子宮が緩んでしまっているために、受精卵を引き付ける求心力が十分に働きません。せっかく受精してもうまく着床しないのです。

反対に「実」の場合でも同様のことがいえます。身体が「実」過ぎても受精卵が胎盤にうまく着床しません。子宮が緊張し過ぎて胎盤が硬くなり受精卵を受け止める状態になれないのです。こうした「虚実」の状態は、脉診と体質を診る事でわかります。「虚」した人には「補法」を行って「肝臓」の強化と共に収縮力を引き出し、「実」した人には「瀉法」を加えて「肝臓」の緊張を解いて子宮の柔軟性を引き出す治療を行います。




       これがわたしの思いですありがとう地蔵
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不妊治療と「はり」(2)肝臓編

英雄にならずとも健全な男女であれば、互いを必要として「性欲」が起こります。これは「肝臓」が、当たり前に働いている結果で、それを理性や他の行動に力を注ぐことで「性欲」は抑えられています。男性側では、その欲望は男根に作用しています。勃起する能力こそが「肝臓」の旺盛な働きです。ですから勃起不全というのは往々にして「肝臓」機能と深い関係にあります。

男性なら経験があると思いますが、酒盛りで勢い良く酒を飲んでいるとテンションが上がってきて、同時に「性欲」も増してきます。これは酒が「肝臓」の働きを促し血流が活発になるためで、その勢いで「性欲」まで引き出された結果です。酒の席で男性が女性を口説きたくなるのは、内情にこうした仕組みがあるからです。

しかしながら、今度は酒が回りきって酔い痴れてしまうと、体内では徐々に「肝臓」のクールダウンが起こってきます。紅潮していた身体も青ざめていき、彼女を長い時間口説いてこれからという状態でクールダウンと共に勃起する力が削がれます。いくら気持ちが舞い上がっていても「肝臓」の働きにクールダウンが起こってしまうと、男性の要を足さなくなるのです。

こういったことからもわかるように、近年若い男性が女性に「性欲」を感じないという由々しき事態は、実は「肝臓」の働きの機能低下に起因しているのです。特に男性の場合に顕著で草食系などと悠長なことをいっている場合ではありません。「肝臓」機能低下から「肝気」が弱っているため、「性欲」へとつながっていかないのです。当然ながら虚した「肝臓」を「補法」によって強化する治療が必要になります。




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不妊治療と「はり」(1)肝臓編

「はり」の治療で「不妊治療」などというと、全く何のことを言っているのかというような感じで問い返されることがしばしばあります。そうは言っても「不妊治療」の現状はというと、肉体的な負担はもとより高額な医療費を要しながらそれでいて確実性が決して高いわけではありません。そうであるなら、まずはじめに改善できることからやってみる、そこから出発してみることも大事ではないでしょうか。

「はり治療」でまず出来ることは、不妊の状態にある夫婦の体質強化の治療です。ですから、夫婦同時に治療を受けていただくことも重要になります。このように不妊治療には、男性側、女性側のそれぞれの役割の強化を目的に行われます。それぞれの役割というものを順を追って説明していきます。

まず妊娠には、男女互いの欲求がなくてはなりません。これは「性欲」と呼ばれますが、子孫繁栄には大事な欲望です。この欲望を後押ししている臓器が「肝臓」です。「肝臓」は、化学工場のように考えられていますが、これは外部から入ってきた主には飲食物を科学的に分解することを指しています。しかし、その前に「食欲」という形で欲望を発っし、この欲望の源泉こそが旺盛な「肝臓」の働きであります。

「肝臓」というのは、目に通じており目から入る情報をいち早く察知して自分がとるべき行動を判断しています。それを筋肉に栄養と指令を出すことで行動力に変わります。なかでも積極的な行動力には旺盛な欲望が伴いがちで、「肝臓」の気力が旺盛なほど「食欲」「性欲」共々旺盛になります。「英雄色を好む」とは、まさにこのことを指しています。




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誕 生

明けましておめでとうございます。本年も、宜しくお願いします。今年のお正月は、例年にも増して厳しく寒いお正月でしたが、皆さんは如何お過ごしだったでしょうか。私は、実家が県境に位置する奥深い山里で新年を迎えました。毎年のようにこの時期には雪が舞うのですが、今年も期待通りの雪景色となりました。

しかしながら今年は様相が違っていて、元旦の未明から大雪になり、更には日中の最高気温が-3度まで下がって、朝から日が昇るに従って徐々に気温が下がってくるという体験したことのないような温度変化でした。未明から降りだした雪があっという間に20cmくらい積もり、一面の銀世界は情緒たっぷりでしたが・・・。

大晦日といえば待ちに待っていた紅白歌合戦です。今回は12年ぶりとなる私が大好きな中島みゆきの登場とあって格別の思いでみていました。現在放送しているNHK朝ドラ「マッサン」の主題歌でもある「麦の唄」は、ドラマの内容と歌詞、リズムがマッチしていて何とも心が揺さぶられるすばらしい曲です。国境を越えて人々が出会い、生きていこうとする姿が「麦」を織り交ぜながら力強く唄われています。

ところで、20年くらい前の彼女の曲に「誕生」という歌があります。その歌の最大のメッセージは『生まれてくれて、ありがとう』でした。生まれてくる命の尊さは、得てして初心を忘れがちです。生まれ出る感動とは裏腹に、思うままにならない人生に悲嘆しがちにもなったりします。今年はその中島みゆきにあやかって「誕生」というテーマでスタートしたいと思います。次回から「はり治療」では、「誕生」とどのように関われるのかをお伝えします。




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