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はり治療とは 脉診編(後)

 このように脈を診ることで、重要になる様々な情報を得られるのですが、では具体的にどのように「脉診」を治療につなげているのかということをお話ししたいと思います。東洋医学では「病を陰陽でみて、治療は五行ですすめる」という独自の治療方法を確立しています。病気を分別するのに最初に重要になるのが病の陰陽です。体の不調は、冷えることからきているのか、それとも熱によるのかということ、これを知ることが治療を進めていくうえで重要な柱となります。

 病の陰陽を知るのに最も分かりやすいのが「脉診」することといっても過言ではありません。常日頃の状態がそのまま現れているのが脈そのものだからです。逆に病状を聞いてから陰陽の如何を分析しようとすると、余計に複雑で分かりにくくなってしまうことが多々あります。というのは、長年病状が経過している人ほど、新しい症状と古い症状が入り混じっていますので、いわば陰病、陽病が入り混じり、それが治療方針を立てにくくしてしまうのです。

 ところが「脉診」を中心に据えて診断すると、即座にどちらを優先したらいいのかが明瞭になります。先ほども言ったように脈そのものが体の現状を即座に現わしている場所になるからです。こうして脈を診ながら治療していますと、治療前と治療後で脈の違いがよくわかってくるようになります。いい脈というのがよくわかるようになるのです。いい脈の早さ、弾力、艶がわかり、なおかつこのような変化が治療後に見られる人の病状は経過がすこぶる良好なのです。脉診によって脈を整える治療というのが、非常に効果的であります。

 このように脈を整えることに主眼をおいた治療を行えば、どんな病気に「はり治療」は効果があるのかということより、脈を整えることさえできればどんな疾患にでも対応できる、ということができます。我々の体の中では、毎日のように多くの細胞が「ガン」に蝕まれています。しかし、自分の免疫力や自助能力が働いて新しい細胞に置き換えています。「はり治療」は、そういった体の状態を脈で知り、弱々しくなった脈をとらえて活力のある脈に変えて、健康増進に健康管理のできる治療だといえます。




       これがわたしの思いですありがとう地蔵
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